もしよければ一度こちらの映像をご覧ください。

映像は画像をクリック

こちらの映像は画家さんが毎年開催している個展の様子をドキュメンタリー的に制作させて頂いた映像です。
コロナ禍に撮影されました。
画家さん(Riiさん)からご依頼をいただき完成し納品するまでの流れをお伝えしたいと思います。

 

 

元々知人でいつか依頼したいと思って頂いていた

元々こちらの画家さん(Riiさん)とは
異業種交流会などで知り合い
定期的に集まってご飯を食べたりお茶をしたりしながら
お互いのビジネスの話を相談し合う関係性でした。

当時からSNSで弊社の映像は見ていただいており
「いつかお願いしたい」
と言っていただいて経緯がありました。

そんな中
翌年のフランスで開催の個展に出展する際に
上映する映像としてご依頼のお話を頂きました。

どんな映像を上映したいかというと個展の様子。

Riiさんは2月が誕生月で
毎年誕生日を最終日として
名古屋のスペースを借りて
5日間、個展を開催していました。

その様子を撮影してほしいというざっくりとしたご依頼が始まりでした。

 

 

打合せは綿密だけど今回はイメージ重視

普段は細かく打ち合わせをさせていただいております。
コンセプト・イメージ・完成へのご要望やスケジュール・ロケ地・コンテなどなど。
ただ、今回の場合は元々知り合いだったこともあり
Riiさんの雰囲気もわかってたので
個展の内容やコンセプトをヒヤリングするなど
お茶をしながらの通常よりはライトな打ち合わせでした。
・どんな映像にしたいか
・コンセプトは何か
・必要な絵
・スケジュール
これらの内容の確認と提案となりました。

Riiさんが描く絵はただ絵を描くのではなく
可愛らしい幻想的なファンシーな絵に花を絵の中に入れたり
飾ったりする変わってて素敵な絵です。
彼女のファンは少なくなく
いつも数十万円の絵画として売れておりました。

今回はクラウドファンディングで
個展開催資金を調達し
そのリターンの中に
エコバックをプレゼントというのがありました。
数十枚のエコバックを横長のキャンバスのように繋ぎ合わせ
個展開催期間中に絵を描いていくという即興イベントでした。

 

 

5日間の個展の撮影は重要なポイントだけ

撮影個展5日間のうち4日撮影させて頂きました。
・お花の早朝の仕入れ
・個展の飾り付け
・絵画そのもの
・ワークショップ
・来客者の様子
・エコバックの即興で描く様子
そして今回一番撮りたかったものは彼女の想いです。

開催期間中丸一日撮った日もあれば
数時間という日もありました。

似顔絵を描いてもらって喜ぶ姿。
Riiさんの絵を見て色々な想いに浸る姿。
ワークショップで出来上がることに喜ぶ姿。
そこに関わる人たちの姿。
Riiさんの想い。
などなど。

撮影していて
やはり今回は企業紹介というVPと言うより
個展開催の様子を捉える
ドキュメンタリーだったこと。

我々は元々ウェディングムービーを撮影させていただいているので
その瞬間瞬間の人の想いを美しく撮影していくのが得意であります。

そこが他のプロダクションさんより優っているところではないかと思います。

 

 

ドキュメンタリーの編集のコンテはクリエーターの頭の中

撮影が終わり編集作業に入る時
僕たちクリエーターは
コンテをもとに編集させて頂きます。
それは指示通りではなく
指示に新たなる提案として
ブラッシュアップした構成でご提案させて頂きます。

今回そもそもドキュメンタリーなので
コンテというものは全てクリエーターの頭の中になります。

もちろん事前にコンテを制作し
クライアント様とイメージ共有させていただくことが
デフォルトではありますが

今回はドキュメンタリー撮影ということ
Riiさんから信頼とおまかせをいただいてること

この理由からコンテ制作は省かせていただいております。

我々の編集方法として
まずストーリーの組み立てのために選曲からとなります。

会場では「エンヤ」の曲が流れており
その曲を著作権使用できる音源として選べたので
使わせていただいております。

やはり映像は曲が命です。
曲で映像の良し悪しは結構決まります。
内容によりますが編集作業自体は3日間くらいで制作可能となります。

 

 

納品したその先

映像が出来上がり
Riiさんに初稿として納品させて頂きました。

企業映像の場合
まず初稿をご覧いただき修正点などをフィードバックを
2回以内で完成へと繋げます。

初稿を見て頂き
修正ポイントをその時点で全て出していただき
その修正を完了し校了とさせていただいております。

今回は映像自体Riiさんにご覧いただき大変喜んでもらえました。

元々お任せいただいていたので
カット割など特に修正ポイントはありませんでした。

この映像はフランスでの個展で流したいということもり
英語とフランス語の字幕をつけたいと事前にご要望がありました。

映像の初稿後
今回は先方の英訳ができる方に字幕テキストを作成して頂き

こちらでテロップを入れさせて頂き完成という流れになりました。

今回感じたことは
プロモーション映像の中でも
ドキュメンタリーテイストの映像はやはり
我々の得意分野ということ。

ドキュメンタリーなので
撮影し終わらないとどんな映像になるかわからない。

でもそれをすごくいい感じにできるのが
我々WORLD FILMの強みだと思います。